高配当株 メリット

わたしたちが資産の運用を考えた場合、最も一般的な銀行などへの預貯金をはじめとして、さまざまな方法が考えられますが、そうした中においても投資として高い効果と知名度を持っているものは、企業が発行する株を購入し株主として企業のオーナーの一人となる株取引になるでしょう。

株の取引で利益を出すには、株式市場の相場変動を利用して、安く株を買って高く売り、その差益を求める売買取引で利益を上げる方法もありますが、こうした方法は短期間で大きな利益を得られる可能性があるものの、相場の状況によっては大きな損失を招いてしまい、せっかくの資産を失ってしまうというリスクも大きく持っています。

しかし、株の取引ではこうした短期的な売買ではなく、長期的に株を保持することでじっくりと安定した利益を上げる方法もあり、それが高配当株による長期間投資になります。

高配当株とは、企業などの業績の上昇によって収益が上がり、それに伴って出資者に分配される配当金が高い株の銘柄の事を指します。

こうした株は配当率と配当性向が高いものとされており、配当率は一株当たりの配当金を株価で割った数値に100%を掛け算出されたものになり、この値が高いものが高配当率とされています。

この数値が高ければ高いほど、投資額に対する配当の利益率が良いことになり、例えば銀行などに預けた場合の利率は極めて低いものになりますが、株式に投資した場合にはこの配当率が銀行の金利に相当しますので、これを比べることも一つの目安になります。

また配当性向とは、一株当たりの配当金を、その企業の業務で得られた純粋な利益の数値である当期純利益で割った数値に100%を掛けたものになり、この値が高いほうが企業があげた利益から回された配当金の割合が大きいとされることになります。

この二つの数値を見ることにより、その企業の株がどれだけ良い利率を持っており、また企業の業績から株主に対してどれだけ利益還元をしているのかが分かることになります。

このようにして高配当の株を用い、長期的に資産を運用していくことによって、安定した高い配当金を得る事ができます。
高配当株の長期間投資では、この得られた配当金を使ってさらにその高配当株に追加投資を行うことにより、得られる配当金の大きさを拡大することによって、より大きな利益が得られるようになる仕組みになっています。

また、社会全体の景気の低迷や業界の不振、企業の経営の悪化などによって株価が下がることや、配当金が少なくなることもありますが、長期的な観点で見れば国の経済成長と同じように、社会全体の経済レベルは緩やかに向上していくことになっていますので、最終的に安定した利益を得る事ができるのです。