静岡市と米国ネブラスカ州オマハ市は、昭和40年(1965年)4月1日、姉妹都市提携の調印をいたしました。その後今日までの37年間には、親善使節団の派遣と受け入れを始め、高校生の夏期交換相互派遣、静岡大学とネブラスカ大学オマハ校の奨学制度による留学生交換派遣、日本平動物園とヘンリー・ドウリー動物園とのアメリカン・バッファローと日本ザル・タヌキの動物の相互寄贈、又,静岡商工会議所とネブラスカ州政府との経済交流、その他ボーイスカウト、音楽,スポーツ等の様々な分野にわたり、両市民の多くの方々が友好交流に携わって参りました。
 この活動の陰には昨年12月に逝去された元静岡市国際交流協会の牧野豊氏の並々ならぬご尽力があったことを私たちは忘れることはできません。
 今般の「静岡駿府御門をオマハ植物園につくる」という構想の発端は昭和60年(1985年)の姉妹都市提携20周年記念親善使節団がオマハを訪問した際にあります。
 当時オマハ市は市内北部の39haの土地を利用した植物園建設計画があり、その内の1/3を日本庭園とするため、その造成の協力要請が静岡市側にありました。その後関係者の間で検討がなされましたが、大きなプロジェクトゆえに決定に至りませんでした。
 そんな折、親善使節団に同行した前静岡商工会議所会頭、川井祐一 静岡鉄道社長が、「市民レベルで将来に向けて歴史に残るものを形で残したい」との思いで、オマハ市側の要請を受け、平成8年(1996年)姉妹都市提携30周年に合わせ、米国ボストンで造園関係の設計で活躍されている友人の阿部真一郎氏に日本庭園の設計を依頼し、同年9月その完成模型をオマハ植物園協会クライン会長に贈りました。この時がオマハの日本庭園とそのシンボルである御門建設のスタートでした。
 オマハ植物園は、日本庭園の予定の敷地を確保し、施設の一部であるヴィジター&エデュケーションセンターを昨年10月落成しました。そこでこのたび有志により庭園完成の一助にしたいと「静岡駿府御門をオマハ植物園につくる会」を組織することになりました。
 駿府公園の巽櫓にあります東御門を模した駿府御門を平成17年(2005年)の提携40周年の機会に、2005 Sept. に訪米し、静岡とオマハ市民の日米交流ボランティアにより組み立て完成の上、オマハ市に寄贈するという計画でございます。以上がこの会設立の趣旨でございます。

(Sept.2005に静岡駿府門おつくり隊ボランティア派遣 40周年記念事業に変更しました。
                                      
静岡駿府門をオマハ植物園に作る会
設立  趣意書
静岡駿府御門をオマハ植物園につくる会
                                                  会 長  川井 祐一
皆様のご参加をお待ちしております。